「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」感想(ネタバレなし)

【スター・ウォーズ続編という難題に挑む】僕個人の思いとしては、アナキン3部作で、ヨーダは人形であるべきとか言い出すようなファンには閉口するばかりであるが、とはいえ、スター・ウォーズという作品で、ルーカスでない人間が監督をする以上、J・J・エイブラムスのこの判断は正しいと思う。

「ミッションインポッシブル ローグ・ネイション」感想(ネタバレなし)

【最高傑作を受けての原点回帰】さて、今回の「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」だが、個人的には作るのが大変だったろうな、と思う。というのも前作「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」がここまでの最高傑作として高いハードルになっていたからである。

「ジュラシック・ワールド」感想(ネタバレなし)

【生まれ変わった「ジュラシック・パーク」から垣間見える続編の成功法則】映像、キャスティング、脚本、音楽、すべてが高い水準でまとまっている本作だが、僕が「ジュラシック・ワールド」を観て、一番に考えたことは、最近の映画作品、とくにリブートや続編の成功法則について、であった。 その成功法則とは…

「ターミネーター:新起動/ジェニシス」感想(ネタバレなし)

【もっともリブートが望まれたシリーズ、新起動!】というわけで、最近のリブートブームにもれず、ターミネーターも今度こそリブート作品の仲間入り。これが正解だろう。だって続けようがないがないんだから。「ターミネーター:新起動/ジェニシス」は最初から3部作を予定しており、本作が、その第1段となる。

「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」感想(ネタバレなし)

【壮絶なるマッチポンプを素直な心で楽しむべし】さて、アベンジャーズの問題点は、やはり「アベンジャーズが強すぎる」ということだろう。そもそも一人ひとりが世界を救えるヒーローを集めたスーパーチームがアベンジャーズなのだ。そのため、アベンジャーズに対峙する敵を用意するだけでも大変だと思う。

「トゥモローランド」感想(ネタバレなし)

【地球の未来のために、考え、行動することをやめてはいけない(ド直球)】まず、最初に言っておきたいのが、この「トゥモローランド」は子供向けの作品である。そういった意味では、「トゥモローランド」は文句の付け所がない。狙ったところに的確に良いボールが来ている作品と言える。

「アメリカン・スナイパー」感想(ネタバレなし)

【現代の価値観そのものを問う骨太の作品】最初に技術的な面から考察すると、「アメリカン・スナイパー」は、映画としての完成度が極めて高いと思う。主人公クリス・カイルはスナイパー(狙撃手)なので、その作戦行動は主に長距離狙撃である。そもそもスナイパーとはどんなことをするのか?

「猿の惑星:新世紀(ライジング)」感想(ネタバレなし)

【新たな創世を経た「猿の惑星の夜明け」】序盤から圧倒されるのは、シーザーをリーダーとする類人猿の狩りのシーンの迫力である。巨大な樹木が立ち並ぶ森の中で縦横無尽に狩りを行う類人猿のVFXは、観るだけで単純にこれはスゴイと唸ってしまう素晴らしさ。

「GODZILLA ゴジラ」感想(ネタバレなし)

【正統的怪獣ディザスター、何よりゴジラ映画として完璧】ハリウッドによるリメイクだが、今回は「ガッジーラ」ではない。「ゴジラ」(by渡辺謙)だ。GODZILLA(1998)が、わりとトンデモな作品であったのを踏まえて、同じ轍を踏むことを避け、日本のファンにも納得できる作品に仕上げている。

「マレフィセント」感想(ネタバレなし)

【真「眠れる森の美女」】本来悪役であったはずのマレフィセントを主人公に変更することによって、新しい視点の物語を作り出している本作「マレフィセント」 その物語におけるアイデアは「ひっくり返す」ことである。 なぜこういった発想が必要なのかといえば、そもそも物語の類型は多くないからだ。

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」感想(ネタバレなし)

【時をかける戦士】僕が「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を観始めて思ったのが、「なるほど、これはテレビゲームがアイデアの元になっているのか」ということ。特定のテレビゲームではなく「テレビゲームをプレイすること」が発想の原点だろう。

「X-MENフューチャー&パスト」感想(ネタバレなし)

【今なお縦横無尽に拡がる世界観】序盤のあらすじから分かるように、今回のストーリーはタイムトラベルものになっている。ストーリーは過去と未来が同時に進行しており、複雑なプロットで面白い。さて、映像面でも毎回楽しませてくれるX-MENシリーズだが、今回もすごい。

「LIFE!」感想(ネタバレなし)

【美しい世界を見よう!】「LIFE!」は物語の類型的には「ボーイ・ミーツ・ガール」に分類される。少年が少女に出会い、恋に落ちることで話が進むのだ。(もちろんウォルターもシェリルも、ボーイでもガールでもないが…)ストーリーは素晴らしいし、25番のネガという謎のひっぱりとその答も素晴らしい。